tar command options
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tar
コマンドのオプションを覚えられないのは、そもそもtar
を「ファイルやフォルダの圧縮と解凍ができるコマンドだ」と覚えていたからだった。
tar #
そもそもtarは、ディレクトリをアーカイブするためのコマンド。圧縮、解凍はオプションになっている。tape archiveの略であることからも、アーカイブ(書庫化というらしい)が主な機能だとわかる。
tarコマンド #
基本的は以下の通り。
tar [bundled-flags <args>] [<file> | <pattern> ...]
tarの主なオプション #
自分はMacで使うことが多いので、Macのman tar
で出てきたオプションを書いていく。
- c
- アーカイブを作成する
- x
- アーカイブを展開する
- t
- アーカイブの内容を表示する
- f
- 作成、展開するファイル名を指定する
tarの圧縮に関するオプション #
アーカイブを圧縮、解凍するときに付加するオプション(なおMacだとつけなくても解凍はできそう)
- z
- gzipで圧縮、解凍を行う
- y または j
- bzip2で圧縮、解凍を行う(圧縮効率が高いが時間がかかるらしい)
- Z
- compressで圧縮、解凍を行う
その他tarの機能 #
アーカイブにファイルを追加したり、アーカイブからファイルを削除したりもできるらしい。
- r
- アーカイブにファイルを追加する
- u
- タイムスタンプの新しいファイルをアーカイブに追加する
アーカイブというニュアンスからも、ローカルにあるファイルを外に出すためのコマンドだった。最近だと容量の大きいストレージが多くなって、わざわざアーカイブする必要もなくなった。このコマンドを使う機会も、やはり少ない。
自分はしばしばscp
コマンドでファイルを一気に送るためにtarにすることがあった。今後も使うことはあるはずなので、覚えておきたい。