開発後記があるアプリがあったら知りたい
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今日、ふと思いついたのでツイートしてみました。
(思いつき)
— 鈴木 孝宏 (@sussan0416) December 7, 2018
雑誌には「編集後記」がある。
本には「あとがき」がある。
それなら、アプリにも「開発後記」があってもいいんじゃないか。
ストアのアップデート文言では伝えきれない想いを伝える場として。
そこを読みたくてアプリを起動する人も居そう(淡い期待)。
数件のいいねが付いたので、僕としては、いい反応が得られたという感触。コピペで会社のSlackにも投稿してみたところ、1件の反応が得られました。
小学生の頃読んでいたゲーム雑誌の、編集後記のコーナーが毎月楽しみだったという経験もあって、こう考えたんだろうと思います。なぜ楽しみだったか、「人を感じるから」だと思います。
軽微な修正でまとめがちだった #
スマホアプリのアップデート版をリリースするとき、そのバージョンのアップデート内容を管理画面に入力します(ストアに表示される)。大きな機能追加があれば書きやすいのですが、ちょっとしたUI改善や機能改善の場合は「軽微な修正を行いました」でまとめてしまいがちです。
そもそも、このように書く理由は、書いても伝わりにくいし、技術的なことをかいてもユーザーには難しい、と考えているからですね。しかしながら、どのバージョンも、見えない頑張りをたくさん含んでいます(アプリの安定性の向上であったり、ちょっとしたUIのこだわりだったり、調査用のログ入れましたとか、たくさんの改善や努力を含んでいます)。そういう人間味のある部分を、もっとアプリで主張しても良いと思うんですね。
アプリも人が作っていると、感じてもらいたい #
どんなプロダクトであれ、作っている人のことを知ると、もっと好きになることがあります。アプリも同じ。自分がいつも使っているアプリの開発者に会えると嬉しいし、話を聞いたらもっと好きになります。アプリの世界観やビジョンに、もっと共感できるようになります。
逆の立場も経験しました。イベントでアプリのユーザさんに会えると嬉しかったですし、会ってお話をして、自分のアプリをもっと好きになってもらえたという経験があります。
アプリそのものは無機質なデジタルデータです。でも、その先に作っている人がいると感じると、どういうわけか、最近アプリどんな感じかな、久々に起動してみようかなと、アプリを人っぽく感じられるようになるんじゃないかと。
これを、実際に対面で会えなくても人を感じられるのが、編集後記ならぬ「開発後記」だと思うんですね。
ブログやポッドキャストだったら? #
最初のきっかけは、こうでした。反省会をしたい→公開したら面白そう→ポッドキャストいいかも→アプリの中に仕込んだ開発後記とか見たこと無い。
ブログやポッドキャスト、すごくいいと思うんですが、できればアプリに来てほしい。アプリをアップデートして、どこが変わったの?ってワクワクしてほしい。何が変わったかわからなくてもいいけど、なんかこだわったんだな、って感じてもらえたら嬉しい。
おそらく実装することは無いかもしれないけど、個人で作っているアプリだったら、実装してもいいかなーと思ってます。