在宅勤務において、パソコンの作業環境の整備は最重要課題です。 作業効率の向上のため、サブディスプレイの購入を検討している方もいるのではないでしょうか。 私は先日、LGの27インチの4Kディスプレイ「27UL850-W」を購入し、Amazonの壁掛けタイプのモニターアームに設置しました。 今回は、27UL850-Wとモニターアームの使用感をセットでお話したいと思います。

現在のデスク

現在のデスク正面

画像だけでは27インチのサイズ感が伝わりにくいですが、イメージしていただけたらと思います。 上にある27UL850-Wは、幅は61.3cm、高さは36.2cmです(モニターのみのサイズ)。手前にあるMacBook Proは13インチ、幅は30.4cmでした。 モニターは、Amazonのモニターアームに取り付けています。画像右側にアームの取り付け部分が見えています。

現在のデスク裏面

裏側はこんな感じ。
モニターアームは、2x4のSPF材に取り付けています。SPF材は「LABRICO 2x4 Adjuster」を使って設置しました。 モニターとPCは、USB-Cの1本で接続完了です(Macからの映像・電源供給・USBのアップストリーム)。 HDMIケーブルも生やしていますが、これはパソコン以外の機器をつなぎたいときのために、予め挿しておきました。

使ってみた感想

27UL850-WとAmazonのモニターアームそれぞれ、良かったこと、イマイチだったところ箇条書きでまとめていきます。

LG 27UL850-W

  • 良かったこと
    • 4Kディスプレイになって、目が疲れなくなった(大切な目を守るためにも、4Kへの投資は必要)
    • パワーサプライできるので、机上のケーブルがちょっとスッキリした
    • テキストドキュメントの見通しが良くなった(解像度アップのため)
  • イマイチなところ
    • スリープ明けにディスプレイ設定がバグることがある(出力する映像の解像度が1920x1080になることがある)
    • ドットバイドットだと、文字が極小になる(パソコンの解像度設定を調整したほうがいい)
    • YouTubeとかの全画面表示が、きれいだけど大きすぎる(シアターモードとかで十分なサイズに感じる)

Macの解像度ごとの比較画像を載せておきます。
1枚目、「文字を拡大」疑似解像度 1920x1080(ディスプレイのデフォルト)

「文字を拡大」疑似解像度 1920x1080

2枚目、疑似解像度 2560x1440(私が使っている設定)

疑似解像度 2560x1440

3枚目、「スペースを拡大」疑似解像度 3840 x 2160(4K ドットバイドット)

「スペースを拡大」疑似解像度 3840 x 2160

スペースを拡大 = 4Kの設定だと、画面上部のメニューバーが小さすぎて使いづらい感じがあります。 4Kのドットバイドットで使用するなら、27インチよりさらに画面が大きいほうが良いでしょう。

Amazonベーシック モニターアーム シングル 壁掛けタイプ

今回、27UL850-Wを設置するにあたり、アームの張力をだいぶ強くしました。 ディスプレイは4.8kgあるようで、出荷時の最も弱い張力ではモニターの位置をキープできません。なお、アームは32インチまで対応とのこと。

  • 良かったこと
    • ディスプレイを縦向きにもできる、かんたんに回転できる
    • スタンドを使わなくなるから、デスクがスッキリ、掃除もしやすい
  • イマイチなところ
    • 取り付けにはめっちゃ工具が必要
      • 電動ドライバーもしくはインパクトドライバーは必須
      • ネジが特殊、13mmソケットレンチとラチェットが必要
      • 5mmのドリルで8cmの深さで穴を開けないといけない
    • 裏側の奥行きもそれなりに必要
      • アームの向きにもよると思うが、20cmくらいはスペースが必要

モニターの裏側にどれくらいのスペースが必要かの参考として、真横から撮影した写真も置いておきます。

モニター裏を真横から撮影

工具を考えず購入したので、組み立てながら工具を揃えました。結局、3日かけて組み立てました。工具があれば1時間程度で組み立てられるはず……。

電動ドライバーと5mmのドリルが必要

ソケットレンチとラチェットが必要

以前のモニターと比較して特に良かったこと

目の疲れが減った

4Kモニタに変えたところ、思った以上に目の疲れが軽減しています。以前は、21インチのフルHDのモニターを使用していました。しかし、文字がぼやけて見えてしまい、ピントが合っていないような感覚になり、目が疲れていました。 ここで、画素密度ppi(1インチあたりのピクセル数)を比較してみます。

  • 21インチ フルHD(幅18.3インチ)
    • 1980 / 18.3 = 108.2 ppi
  • 27インチ 4K(幅23.5インチ)
    • 3840 / 23.5 = 163.4 ppi
  • MacBook Pro 13inch 2018
    • 227 ppi 1

画素密度では、以前使用していた21インチのフルHDモニターと比較して1.5倍になりました。 ここでさらに、12ptの文字に対して、どれくらいのピクセルが充てられるかを比較してみました。

解像度ごとの鮮明さを比較

このように、108 ppiから164 ppiになるだけでも、かなり文字が見やすくなっていることがわかります。 以前のディスプレイで目が疲れていたのは、おそらくMacBook Proが高密度であるがゆえ、フルHDに目を移動したときに文字がぼやけて感じるためでしょう。

複数のディスプレイを使うときは、画素密度に大きな差がないように注意したほうが良さそうです。

まとめ

LGの4Kディスプレイ27UL850-Wを購入し、自宅の作業環境をパワーアップしました。ディスプレイはAmazonベーシックのモニターアームに設置することで、デスクを広く使うことができるようになりました。 もし、これからサブディスプレイの購入を検討されているという方は、画面ごとの画素密度の差が大きくならないように機種を選択することをおすすめします。

余談ですが、モニター購入の申請や家庭内交渉において、その目的は「作業効率の向上」に設定されがちです。 4Kモニターを使用してみると、作業効率の向上以上に「目の健康を守ること」に効果が出ていると感じます。 もし、購入の理由に困っている方や作業効率の向上を保証できず上司やパートナーの説得に困っている方は、「目の健康を守る」を目的にされてはいかがでしょうか。


  1. https://support.apple.com/ja-jp/HT202471 ↩︎