Skip to main content
  1. Posts/

仕事部屋の稼働を可視化するワークタイムロガー

仕事部屋の稼働状況を可視化する、ワークタイムロガーを実装しました。 2022年2月ごろに製作したものです。

機能 #

  • 赤外線センサ(AM312)で、人間を検知した時間を計測
  • 5分間継続してセンサーが反応しなくなると、仕事部屋に人がいないとみなして計測を停止
  • 検知状況と日付をマトリクスLEDに表示
  • 午前0時に、過去24時間の稼働状況をSlackに送信

計測のプロセス #

  1. 赤外線センサーが人間を検知するまで待機する
  2. センサーが検知したら、計測を開始する
  3. 5分間のウォッチドッグタイマーを開始、センサーが検知する度にタイマーをリセットする
  4. タイマーが5分になると計測は一時停止し、再びセンサーが検知するまで待機する
  5. 午前0時になったら、計測結果をSlackに送信
  6. 計測結果を0にリセットし、再びセンサーが検知するまで待機する

マトリクスLEDの表示について #

上段(赤) #

  • 左の8x8マトリクスで、日付を表示
  • 稼働を検知した時間帯を、LEDを光らせて示している
  • 24列(8列 x 3個)を使用して、0時〜23時の稼働状況を表示
  • 各列の下6行を使用して、1時間を6分割して稼働状況を表示
  • 1行目は、現在時刻を示すLEDを表示

下段(緑) #

  • 稼働を検知して計測した時間を表示(カウントアップ)

製作の背景 #

  • 確定申告で仕事部屋の稼働状況を考慮して、家賃や光熱費を家事按分するニーズがあった
  • 按分の目安になる数値が欲しいとおもっていた

実際に計測して #

  • 食事と寝ているとき・子どものお世話をしているとき以外は、ほとんど稼働していた
  • 1日あたり12時間〜16時間くらい
  • 仕事部屋は仕事のもので占有しているので、時間はあまり考慮しなくても良さそうだった

製作の様子 #

LEDテープの空き箱をケースとして使用

LEDテープの空き箱をケースとして使用

MAX7219ライクなチップが載ったマトリクスLEDを並べた

MAX7219ライクなチップが載ったマトリクスLEDを並べた

LEDは眩しいので、車用の遮光フィルターをカットして使った

LEDは眩しいので、車用の遮光フィルターをカットして使った

遮光シートで、ちょうど良い明るさになった

遮光シートで、ちょうど良い明るさになった

プラスチックの加工は、穴を開けにくいし粉が出るので大変

プラスチックの加工は、穴を開けにくいし粉が出るので大変