このたび、Happy Hacking Keyboard(HHKB)を購入しました。 HHKBにはさまざまなタイプが有るのですが、私は「HHKB Professional HYBRID Type-S(PD-KB800BNS)」を選びました。2019年の末に発売されたばかりのものです。 今回は、実際に使用してみた感想を(一部はMacBook Proのキーボードと比較しながら)まとめたいと思います。

HHKB全体

HHKB購入の経緯

はじめに、HHKBを購入することになった理由をまとめておきます。ざっくり以下のとおりです。

  • MacBook Proのバタフライキーボードで長時間打っていると、指が痛くなるようになった
  • なにより、うるさくて周囲に迷惑をかけている気がする
  • キーボード変えているエンジニアは、なんかすごい人のような気がする

機種選定にあたっては、周囲のエンジニアさんにヒアリングをし、家電量販店で片っ端からキーボードを触り、YouTubeのレビュー動画を見まくりました。 その結果……HHKBを選びました。

使用感1: キーの深さはそんなに気にならなかった

長いことキーボード購入に至らなかった理由は、MacBookのキーボードを割と好んでいたからでした。 気に入っていたところは、キーストローク(打鍵の深さ)が浅いところ。指を滑らせながら打てるところが、僕にとっては良かったんですね。

浅い感じ

一方、HHKBはというと、キーストロークは3.8〜4.0mm。MBPとくらべると4倍くらいあります。指を移動する際に、指がキーに引っかかると予想しました。

深い感じ

実際に使ってみると、引っかかることはほとんどありません。むしろ、キーの軽さと反応の良さに、まだ指が追いつかないほど。 まとめると、浅めのキーボードを買って指を痛めるくらいなら、深めでも指を痛めないものを選んだほうが良かったんだなということ。

使用感2: 無刻印でもなんとかなる

周囲のエンジニアに倣って、無刻印モデルを選びました。当然ですが、刻印無しで使えるんだろうかという懸念がありました。

無刻印モデル

実際つかってみると、思いの外大丈夫でした。 むしろ、ホームポジションを改めて意識するし、あまり使っていなかった右小指をめっちゃ使うようになりました。

Pは薬指で打っていたが、小指で打つようになった

使用感3: 打鍵音は静かだと思う

バタフライキーボードだと、打鍵が強くなってくると、デスクからも音が響いてくるようになります。 これが結構うるさいんですね、重低音な感じ。そして指が痛くなります。 キーボードを変えたことで、強く打ち込んでも衝撃が少ない感じがあり、指を労ってあげられそうです。

使用感4: マウスかトラックパッドは必要……

キーボードが別になったので、MBP本体から手が遠くなってしまいました。 当然Trackpadからも離れてしまうため、マウスカーソルの操作がしにくくなってしまいました。

Magick Mouseを掘り出してきて試しましたが、Magick Trackpadのほうが良さそうな印象……(静かさという意味で)。 外部ディスプレイを使っているのでなんとかなっていますが、本体が遠すぎるので、いっそクラムシェルでいいんじゃないか感……。

Trackpadが遠い……

使用感5: MBPのUSキー配列とはちょっと異なる

いくつかの記号の位置が、MBPの配列とは異なります。そのあたりは、手を慣らしていく必要があるなと感じました。 もちろんキーリマップしたら良いのですが、しばらくはデフォルトで行くつもりです。 Deleteキー、バッククオート、バックスラッシュはかなり使用するので、早く手を慣らしたい……。

キーの位置が違う

まとめ

HHKBの使用感をまとめました。

打鍵が軽い、静か、キーストロークが深くてもスムーズに手が動きます。今回、購入に至った経緯が「指が痛くなってきたから、うるさくなったから」でしたが、別にそんな課題を持っていない方にとってもHHKBはおすすめです。 一方、MacBook Proなどモバイル端末を使用している場合は、マウスカーソルを操作するための入力装置を、別途用意することをおすすめします。

ひとまずキーボードを持ったことで、(エンジニアとして働き始めて5年目にして)やっとエンジニアらしくなってきた気分です。引き続きエンジニアとして日々精進していきます。