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リモートワーク・テレワークに最適なワイヤレスイヤホンは?(AirPods Pro, Pixel Buds 2, WF-SP800N)

リモートワークに最適なワイヤレスイヤホンを見つけるため、いろいろと試した結果を残しておきたいと思います。今回は、以下の3機種を比べました。

  • Apple AirPods Pro(1st Generation)
  • Google Pixel Buds(2nd Generation)
  • SONY WF-SP800N
今回比べた3機種

そもそもの課題感とソリューション #

リモートワークで問題になりがちなシチュエーションは、やはり会議。会議では以下のような問題が発生しがちです。

  • 本体のマイクを使うと、キーボードを叩く音が入ってしまう
    • ノートパソコンの場合、キーボードのノイズが入らない工夫がされている場合もありますが、外付けキーボードの音とかはやはり入ってしまう
  • 本体のマイクが遠いため、周囲のノイズも混ざってしまう
    • やたら声が遠い、なんてこともある

このような場合は、やはりマイクを口元に持ってくるしかありません(ショットガンマイクとかは別として)。 口元に持ってくるには、ヘッドセット(ヘッドホンにマイクが付いたもの)を使うこともできますが、やはり手軽で軽いイヤホンが良いですね。そして、ワイヤレスであることも大事。動作の範囲を制限されないだけでなく、会議中に宅配便が来ても対応できます。

Apple AirPods Pro #

Apple AirPods Pro

マイク音質については、他の2機種と比べて、声が最も近い気がしました。 結果的にこれを最も使っています。

  • Goodポイント
    • 外音取り込みがめっちゃきれい。まるで装着していないみたいに感じることもある
    • イヤホンに搭載されている操作ボタンは、しっかり押すことで反応する(指が触れる程度では反応しない)
    • Macとの相性が良く、ノイズキャンセリングの切り替えもMacから可能
  • イマイチポイント
    • イヤホン本体で音量調節はできない
    • バッテリーが短い(とはいえ、片方だけで3時間程度はもつ。片耳ずつ使ったり、休憩時に充電したりと、工夫をすれば長時間のオンラインミーティングでも使える)
    • プライベートのApple IDに紐付いているため、個人のiPhoneやiPadを開くと、勝手に接続が切り替わってしまうことがある(そうしないように設定できるような気もする)

強く押さないと反応しないボタンが、個人的に評価高いです。 聞くも話すも高音質で、文句なし。バッテリーにはもうちょっと頑張ってもらいたい。

Google Pixel Buds 2nd generation #

Google Pixel Buds 2nd generation

マイク音質は、会議には十分という感じ。AirPodsと比べると、周囲の音も入っているかなぁ(あんまり試せていないけど)。マイクも音楽も音質は十分。使いやすい!

  • Goodポイント
    • イヤホンで音量の操作ができる
    • 音楽の再生操作も可能
    • Android端末とは特別な操作なく接続される
      • Googleアシスタントの呼び出しもできる
      • 会話を聞いて翻訳もしてくれるらしい(試していないけど)
  • イマイチポイント
    • 外音取り込み・ノイズキャンセリング機能がない
    • ロットによって不具合がある(Googleのサポートさんと2週間程度やり取りして交換)

ちょっと値段は高いけど、Android端末を持っている人は、1セット持っておいて損はないと思います。外出中・移動中に急なオンライン会議があっても大丈夫。ケースを開けるだけでAndroid端末と即ペアリングするので、すぐに会議に参加できます。

Sony WF-SP800N DM #

Sony WF-SP800N DM

低音が強く感じられる音質、普通に音は良いと感じる。ただ、ビデオ通話や音楽鑑賞というよりは、運動時の使用を意識したモデルのようです。

  • Goodポイント
    • 外音取り込み・ノイズキャンセリング機能がある
      • とはいえAirPodsに比べると効果が薄い
      • 切り替えても効果がわかりにくい
    • バッテリーめっちゃ長持ち、まだ試していないけど長時間のオンラインミーティングでもおそらく安心
    • フィット感は結構良くて、多少の動きでは落ちない感じがある
  • イマイチポイント
    • 独自の用語がわかりにくい(アンビエントサウンド、外音コントロール)
      • 一般的な用語を使ってほしい
    • タッチセンサーの反応が良すぎて、すぐに外音コントロール機能が変わってしまう(もしかしたら設定できるのかもしれないが)
    • ケースも本体も大きい

まとめ #

比較した3機種

私は業務でMacを使っていることもあって、AirPods Proが最も使いやすいという結論になりました。音質・自然な外音取り込み・ボタンの反応しにくさ、このあたりからもAirPods Proが、使用感満足という感じです。今回は以上です。